禁煙を成功させるにはしっかりとした準備が大切です。
禁煙の開始に向けた下地作りには、次の6つのステップが有効です。
①動機付け
最初に何故禁煙したいのかをはっきりさせることが最も重要です。
強い動悸があれば、禁煙を始めると現れる辛い禁断症状や、1本ぐらいなら吸っても大丈夫だろうという誘惑に耐えることが出来ます。
動機は、健康に悪いからというぼんやりしたものよりも、現在の個人的な問題と密接に結びついているほうが効果があります。
例えば「妻が喘息気味」「子供が生まれる」などはより強い動機付けになります。
動機がなかなか見つけられないときは、自分にとってのタバコのメリット、ディメリットを書き出して気持ちを整理してみましょう。
メリット、ディメリットの中から、「我慢できる」「譲れる」というものを消していきます。
その結果、メリットのほうが多い場合はまだ動機付けが出来ていない段階なので禁煙を成功させるのは難しい段階です。
ディメリットが多ければ、それだけできっかけをつかめたようなもの。
やめたい気持ちを育てていきましょう。
② 禁煙開始日の決定
禁煙を決意してから2週間以内に始めると、やるきがうせないとされます。
しかし、タイミングを誤ると成功は遠くなります。
宴会や大きな仕事を控えた時期は失敗しやすいので避けます。
また、自分の喫煙パターンを把握した上で、仕事中の喫煙が多い人は週末から、主に休日に吸う人は休み明けからというように、適切な開始日を選びましょう。
③ 吸えない環境作り
喫煙行動は、日常生活の中でパターン化していることが多いものです。
喫煙場所を限定するなど、生活全般を健康を意識したものに変えていきます。
また、家の掃除をしたり、壁紙を張り替えたりして、たばこのやにで汚したくない環境を整えます。
こうした、助走期間をつくると禁煙生活にスムーズに移行しやすくなります。
④ 禁煙宣言
準備をしっかり整えたら、周囲の人に禁煙を公言します。
苦しいときに励ましが得られますし、失敗したら恥ずかしいという気持ちは、禁煙を成功に導くプラスのストレスとして作用します。
仕事の場では、禁断症状のため能率が悪い、ミスをしたなどというときに、支援してもらえるメリットもあります。
⑤ 支えてくれる人の輪づくり
つらいときには家族や友人に話を聞いてもらうだけで気持ちが楽になるものです。
⑥ さよならの儀式
長年手放せなかったタバコだからこそ、心のけじめが必要です。
灰皿を処分する、禁煙宣言を書くなどの自分なりの儀式を行い、禁煙の決意を形にしましょう。
ここまで、しっかり準備ができれば禁煙は半ば成功したようなものです。
思い立ったらすぐ実行よりも、周到な準備を踏んでスタートラインにつくことが、禁煙への近道です。
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